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結論から言うと、稼げました。
勤めたのは1年に満たなかったが、新人ドライバーの僕でも550万円~600万円くらいはいけたと思う。
新人なのに、だ
稼げる場所も稼ぐ方法も確立していない状態でこの年収
2年目以降、道も覚えて自分なりの稼ぎ方が見つかれば、
年収700万円以上も目指すことも難くないと思います!
本当に稼げることは自分が経験して理解できました
しかし、実際は運要素も大いに孕んでいます。
タクシーは運ゲーでもある
結局はお客を乗せてみないと行き先はわかりません
アプリ配車でも通知がきた依頼を受諾しないと行き先はわかりません
ロング vs ワンメーター
駅の乗り場で前の客が羽田空港というのに対して、僕が乗せた客はワンメーターとかザラにあります。
駅の乗り場は順番が決まっているので仕方がない
流しで乗せるお客も、スーツケースを持ってるからもしかして空港?!と期待して乗せたら最寄り駅まで…
全然あります。
深夜の銀座
別の例でいうと、僕は夜の銀座(22時~25時は乗禁地区)で並ぶのがルーチンでした
当たる時は土橋で乗って横浜まで行くこともありました。
ダメな時は新橋駅まで…もあります。
歩いても10分かからない距離
でも断ることはできません
送ってすぐにさっきの列へ並ぶ
自分の番になるまで余裕で30分~1時間くらいはかかります
深夜割増は付くが、ワンメーターでは元が取れません…
雨の日は稼げる?
実際、アプリ依頼も手上げ客も多くなる
しかし稼げるかどうかは、僕の肌感としてはあまり…という印象です。
乗務回数は増えるのですが、距離が短いお客が多い
もちろん中には距離の長いお客もいるのですが、これも完全に運だと思います。
稼ぐための戦略
場所ではなく、時間の話
やはり青タン(22時~翌5時)の割増料金でいかに稼ぐかが重要
終電後の世界
都心で飲んだ客が遠方に帰る
僕が乗せたお客としては、横浜・川崎・埼玉・千葉…辺りでしょうか
銀座 → 横浜
西麻布 → 川崎
神保町 → 大宮
浅草 → 松戸
六本木 → 三郷
もちろんこれだけではありませんが、こういった経験から夜の時間はどの辺りに行けばロングのお客を狙えるというのがわかってきました。
車の方向を意識する
大事なのは車の向き
例えば横浜に帰りたい人は、横浜方面に向かう車線でタクシーを待ちます
ロングを狙うならこっち向きというのが、どのエリアでもけっこうあるんです。
これを意識して走ると確かに、長い距離のお客を乗せる率が上がりました。
稼ぎ方
当時は裏技のような感じで使っていた方法があります。
基本は連続配車モードでいつでも配車依頼を取れる状態にしておく
それやると手上げ乗せられないじゃんって経験者なら思うのですが、いけたんですよね。
ちょっとめんどうな作業は必要だったのですが、
これを使えば、手上げの客は乗せられるし、アプリのお客の対応もできて売上が確実に上がりました
ただ・・・
操作をミスるとアプリ側からペナルティが来る可能性もある
何度かペナルティになると、アプリが使えなくなるので本当に気をつけなくちゃいけない
ですので、このやり方の詳細は伏せます。
これは配車アプリの仕様を理解した上での操作方法でした。
今も使えるかどうかは不明なので、最新の情報を調べてもらえればと思います。
エピソード①『外国人客』
観光客を乗せることもよくありましたが、距離が長いかと聞かれるとそうでもない
しかし、嬉しいのは少しでも距離があるときは高速使うのが普通
早く到着できれば、その分、別の営業に時間を割ける
面倒なのは「言葉」
僕は英語できないからコレが一番大変だった
車のタブレットにも翻訳機能あるし、自分のスマホを使うこともできるのですが
一度発進してしまうとなかなか触れない
一番覚えているのは、ディズニーシーまで男性3名を乗せて、車内でわちゃわちゃ揉めたことがある
新宿から乗せたが、新宿から乗せる場合は定額料金が適用される
日中なら8,000円(高速代は別途かかる)
これを外国人客は分かっていないんです。
ルートはお客からの指定があって高速は使うなと言う。
Googleマップでこの道を行けと言われるのだが、そのルート高速使ってる…
その時間で目的地に着くためには絶対に高速使わないと無理なのに、急げとも言ってくる
僕も英語できないので「Highway OK?」と聞くと「No!」と言ってくる
頑張ってこの道はHighwayだと言っても通じない
会話を諦めて指定の高速を使うルートで進むことに
メーターはグングン上がる・・・
もうすぐディズニーシーに着くというところで10,000円を越える
するとお客がざわつき始める
スマホをこちらに向けられ、日本語に翻訳された言葉が聞こえてくる
「私たちは10,000円以内で到着できると聞いていた。これは詐欺じゃないのか?」
「なんであなたは遠回りをするんだ?」
ずーっとこれを繰り返し言ってくる
遠回りしてないし、道はあなたが指定したじゃん・・・
定額だから安くなるよ大丈夫だよ、と何て言ったらいいかわからない
会話ができないテンパりと、外国人特有の車内に充満する香りと、ずっと翻訳アプリで文句言ってくるイライラも重なり
僕は「OK、OK!」とだけ言い返す
到着直前にも問題発生!
ディズニーシーとは聞いていたが、外国人が地図で指す場所が違う
地図通りの場所に向かおうと思ったら、
「なんでお前は違う道を行くんだ」
・・・なんとかディズニーシーのゲートに到着
清算のために「定額ボタン」を押す。
わちゃわちゃしてたお客もその金額を見た瞬間に黙った。
8,000円とちょっとを払ってセンキューと降りていく外人
小雨の降るディズニー
こんな日にディズニー行くなよ!って思いながらもう外国人はもう嫌と思ったのは否定しません。
ちなみに彼らは英語も微妙に通じない人たちでした
この気苦労はもうこりごりです。
エピソード②『1番のロング』
僕は歌舞伎町恐怖症です。
人多いし、ガラ悪くて怖いので、なるだけ夜は寄らないようにしているのですが、
嫌だなと思ってる時ほどそういった客を引き寄せるんですよね
西麻布 → 歌舞伎町とか、渋谷 → 歌舞伎町とか
送りは仕方がないので、降ろしたらなるだけ早くそのエリアを逃げます。
しかし、この時はアプリが鳴りました
受諾した段階で提示された行き先は「鎌倉」・・・??
酔っ払いが間違えて入力したと思ったが、お客からキャンセルされなければ現地まで向かいます
お客はキャバクラのキャストさんぽい女性
一応3回くらい行き先に間違いがないか聞きました
心の中では「ありがとうございます!!!」
記憶は曖昧だが、初台南から首都高に乗ったかな?
時間にして1時間半くらい
料金は26,000円くらいいったと思う
稼ぎとしては嬉しかったが、このとき午前3時頃、
真っ暗な鎌倉の海を見てこれから独りで東京まで帰ること考えると異常に寂しくなったことは否定しません…
これ、タクシードライバーの深夜の現実です。
なんとも言えない孤独感はこの仕事ならではですね
売上が伸びない日
どれだけ走っても、どれだけお客を乗せても、売上が伸びない日もあります。
そんな日は粘らずに諦めます
これだけ頑張ったんだから、もう仕方ないと割り切ります
営業エリアをとか、休憩を取らずにとか、考えますがストイックになりすぎて自分追い込みすぎるとメンタルによくない
上手くいかない日は早めに帰社することもけっこうありました
ちなみにお客の影響でイライラが治まらない日も早く帰ります。
寝てリセットするのが一番の解決策です。
目標の変化
始めた当初は一日の目標は60,000円、12回の勤務で720,000円、額面でおよそ430,000円
これくらい稼げれば全然ありがたいと思っていました
しかし慣れてくると欲が出てくる
1年経たずに辞めてますが、最後の方は70,000円を目標にやってました。
これでも低い目標なんですけどね。
会社のメンバーは10万円目標にやっていたので、もっとやれよってよく言われてました…
12回勤務で840,000円、額面でおよそ500,000円強
少し頑張ればもっと上も目指せます
そんな仕事ですから、僕からしたら「東京でやるタクシードライバーは稼げる」
道を覚えていなくても、稼ぎ場所がわかっていない状態でも、東京のタクシー需要の多さがカバーしてくれました。
それだけ東京でやるタクシー市場は大きいんです。