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【#17】稼げていたのに辞めた。タクシードライバーを1年で終わりにした理由

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僕のタクシードライバー生活は長く続きませんでした。

30代のジョブホッパー時代のことを知る人ならそうだろうなと思う人もいるかもしれない

これまでの退職理由として感じることが多かった”違和感”

これがゼロだったとは言わないが、それ以上に心と体が限界だった。

稼げるのは分かっていたが、お金以上に辞める理由が増えてしまった。

なぜ辞めたのかを振り返ってみる

体への影響

タクシーの仕事は想像以上に体に負担が来る。

長時間の拘束、偏った食事、そして座りっぱなし

1年足らずで体はしっかり悲鳴を上げていました。

一日の労働時間

タクシードライバーは隔日勤務で働く人が多い

僕もその働き方でした。

2日分を1日で働く方法です。

Max20時間強が1回の業務時間(休憩時間含む)

法律的にも連勤はできないのだが、体の慣れは必要だし、向き不向きもある

隔日勤務を週に3回

それで月に12~13回が出勤日になる

週5日勤務に比べたら、数字だけ見れば楽に見えるが・・・です。

コンビニ飯と3キロ増加

僕の場合はほとんどコンビニで済ましてました。

お弁当を持ってきてる人もいたし、ファミレスとかファストフードを利用する人もいたが…

夏場のお弁当は危険だし、東京の場合は駐車場がない(あっても有料)

食事は本当に偏ります

座りっぱなしというのも問題

実際半年経ったくらいで3キロ増加しました。

ジムに週3で通っていても抗えませんでした。

座りっぱなしという弊害

タクシードライバーを始めてしばらくして、整体に通い始めました。

腰が痛みはじめ、徐々に腿裏の方も痛くなり、仕事中はおしりと腿の付け根部分が痺れてくるようになりました。

休憩中も食事中も基本的には座りっぱなし

車を降りるのは、コンビニとトイレの時くらい

原因は分っているが、解決案が見つかりませんでした。

クッションも使っていたが、全く意味がなかった…

月に1~2回の整体では改善しませんでした。

メンタルへの影響

体と同じくらい、いやそれ以上にきつかったのが精神面でした。

お客とのやり取りで削られる

そして自分自身との戦いでもありました。

対・お客への蓄積

接客業なので正直かなり気を遣う職業でもあります。

一番メンタルを持っていかれるのはこんな客

・口調が強いお客

・要望の多いお客

・タクシーに対して期待が多いお客

・「なる早で」というお客

このプレッシャーは本当にきついです

運転していて後ろは見えないし、背中越しに感じるプレッシャーが非常に怖い

プロなんだから当然でしょ?というスタンスも理解はできますが、しんどかったですね。

対・自分自身への蓄積

・道を間違える

・渋滞

・お客がいない(売上が上がらない)

道を間違えても優しいお客は許してくれます。

でも自分自身がそれを許せない

本当に申し訳ない気持ちが頭の中をグルグルする

渋滞なんか僕のせいではない。

しかし、その道を選択し、結果的にお客に迷惑をかけていることに焦りと謝罪の気持ちが収まらなくなる

そうなると次のお客にも引きずるし、1日中引きずることもありました。

感情を切り離して働くことの疲弊

これが出来る人はタクシードライバーとして長く活躍できる人だと思う

理不尽なお客も多いし、いちいち全てに向き合っていては心が持たないです。

僕の中では、ドライバーとお客は対等

お客はお金を払う

その対価に、他の公共交通機関よりも早く安全に目的地に到着する

これでお互いに「ありがとう」が成立すると思っています。

しかし、日本人は本当に御礼を言わない

もちろん全員ではないが、「ありがとう」を言って降りる割合は外国人の方が遥かに多いと思う。

お互いに「ありがとう」で終わった方が気持ち良く終われるのに、言うことだけ言って一番欲しい言葉だけがもらえない

モヤモヤした気持ちを抱えながら毎日走ってました。

数字は出てた、でも続けられないという矛盾

僕のこれまでの経験したどの仕事よりも稼げた仕事はタクシーです

お金のことだけを考えれば辞める必要はなかった。

しかし、体の負担とメンタルへの負荷を思うと限界でした。

辞める上で問題があったのは、「借金」の件

自己破産のために弁護士と契約していて、毎月5万円の積立てを続けていました

12回が払い終わって、残り2回の支払いが約束

残りを払い切ってから辞めるというのも考えなければいけなかったのですが、

たった2ヶ月ですが、そのためだけに仕事を続けるというストレスは想像以上に耐えがたかった。

僕はタクシードライバーを始めてまもなく、次の職場を選ぶ時は地方に行こうと心に決めていました。

タクシーの仕事は何年も続けられるものではないことを早々に感じていたんです。

時間が経つごとに安定して稼げるようになる嬉しさもあったが、それに反比例するようにストレスを感じることも多くなり、

着々と辞める準備を進めていました。

幸い長野に迎え入れてくれる会社が見つかり、退職の意を伝えた後は・・・

清々しい気持ちしかありませんでした。

ただ、問題だった借金は移住することによって、大問題と発展してしまったのですが・・・

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タクシーは正解だった、でも自分には限界があった。それでいい。

タクシードライバーは昔から気になっていた仕事

本当に稼げるのかも気になっていたし、車の運転好きとしても自分への適正があるのか知りたかった

しかし結果は、運転好き=タクシートライバーに向いているという公式は成りたなかった。

経験したうえで、自分に向いていないのが知れたので未練はありません。

休みの日は次の日の出勤が嫌でお酒を飲む毎日

しかし、仕事が始まってしまえば負けず嫌いも祟って、それなりに頑張ってしまう自分

頑張ったところでお客にメンタルを削られて帰る毎日

振り返っていて思うが、今まで多くの転職でいろんな仕事をしてきたが、一番向いてない仕事だった

よほど仕事がなくて、タクシーをやらなきゃ死ぬって状況にでもならない限り、もうやらないと思う。

僕は長野にいても、radikoで東京FMをよく聞きます

ラジオと言えば、交通情報が定期的に流れてくる

首都高〇〇号線、〇〇で事故のため・・・とか聞くと、「あーあの辺りか」とどうしてもタクシーの仕事を思い出します。

と同時に嫌な客の思い出も蘇り、もう絶対にやりたくないとトラウマ級の気持ちになります。

交通情報で本当に萎える

だからもう・・・絶対にやらない

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