契約した弁護士に約1年間、支払い続けていた
タクシードライバーになったことで、収入は安定した
お金に余裕ができると、気持ちにも余裕が生まれた
仕事は正直しんどかったが、
会社の人たちはイイ人達ばかりで、仕事自体良い経験になった
ただ、体とメンタルがもたなかった
積立ての目処がついたので、タクシーは卒業しようと思った
(タクシードライバーに関しては別記事で書く)
次の仕事をどうするか。
僕はこれまで東京(神奈川)を中心に働いてきた
首都圏にいれば仕事はいくらでもあるし、住むところの選択肢も多い
けど・・・ふと思った。
この環境が逆に良くないのでは…
簡単に転職ができない環境に身を置けば、
少しは落ち着くのでは…
そう考え、地方移住を選択肢に入れた。
情報収集
地方の仕事を紹介してくれるサイト(SMOUT)に登録し、
北海道・長野県・石川県・富山県・愛媛県を候補地にした
サイト経由で長野の会社を紹介してもらった
最初の挨拶から2ヵ月強で、Iターンを決めた
この時点で弁護士への積立は12ヵ月分
金額は60万円
残り2ヶ月だった
地方移住
転職のことも、移住のことも、弁護士には連絡していなかった
落ち着いてから連絡すれば大丈夫だろうと思っていた
長野に住み始めて2日
弁護士から連絡が入った。
「住民票を取り寄せたところ、長野の住所になってますが、どういうことでしょうか?」
嫌な予感…
事態は想像以上に深刻だった
自己破産は、住所地の地方裁判所で手続きを行う
契約時、僕の住所は東京だったので、
東京の地方裁判所で進める予定だった
しかし、長野に越したための長野の地方裁判所で手続きする必要がある
弁護士には「長野では対応できません」と言われた
そして、
「現地で対応してくれる弁護士を、なるべく早く探してください」
と告げられた
急展開・・・
相談しなかった僕が悪いが、地域で対応の可否があるなんて知らなかった
ここまで積み立てた以上、最後まで対応してもらえると思っていた。
長野での弁護士探し
とりあえず探すしかない
AIを使って、近隣の弁護士・司法書士の連絡先をリストアップ
1件ずつ電話した
正直、舐めていた
東京のように、すぐに見つからない
・対応までに時間がかかる
・平日しか対応できない
・借入先が不明では対応できない
断られるたびに、焦りが募る
仕事が始まれば、土日しか動けない
土日を挟んで4日後には仕事が始まる
時間がなかった
ようやくなんとか1件、
電話口で繋がった司法書士の知り合いを紹介してもらえた
仕事の終わりの遅い時間に約束し、
これまでの経緯をすべて話した
結論は、
「長野でも選択肢としては自己破産が妥当でしょう」
しかし、ここでまた問題が発生。
その司法書士も多忙で、
継続して対応するのが難しいという
今、借金関係の依頼がかなり増えているとも言っていた
さらに別の方を紹介してもらうことになった
連絡を待つこと1週間・・・
ようやく次の司法書士と会える段取りがついた
その間にも、東京の弁護士に言われている期限が迫っていた
ここで、移行がスムーズにいかない場合の問題点
債務整理の契約すると、各債権者に「受任通知」が送られる
これがあることで、債権者から僕に対して直接の連絡や請求が来なくなる
東京の弁護士に言われていた期限とは、
「契約解除の通知を送る期限」
これが送られると、再び支払いの催促が可能になる
場合によっては、保証人に連絡がいく可能性もある
それだけは避けたかった。
本当に期限ギリギリで、
新しい司法書士と会うことができた
丁寧に話を聞いてくれる人だった。
「基本的には自己破産で進めようと思いますが、
任意整理で進められる可能性もあるので、
これは追って相談しましょう」
という話になった。
東京では自己破産一択だったので、意外な提案
弁護士や司法書士によって進め方が違うことも、このとき初めて知った
契約書には帰ってすぐに判を押し、ポストへ投函
契約が成立し、ようやく東京の弁護士にも連絡ができた。
結果的に、少し待ってもらった形になった
弁護士費用
東京と長野では、自己破産にかかる費用にも差があった
東京では70万円を積み立てる予定だった
長野では約半分の予定で進めている
ただし、管財事件になるかどうかで金額は変わる
東京ではそれを織り込んだ金額だった
長野でも管財事件になれば、支払いは増える
同じ内容でも担当する地方裁判所によって、判断が違うらしい
・東京では管財事件にしないと通らない(東京の弁護士の見解)
・長野では管財事件にしなくても大丈夫そう(長野の司法書士の見解)
ちなみに長野では司法書士としか会っていない
東京と比較して人数が少ないのは分かるが、
長野の場合、司法書士の資格で対応できるケースが多いようだ。
東京で積立てたお金
積み立てていた60万円
解約になったからといって、全額が戻ってくるわけではなかった
・着手金 約20万円
・報酬金 約10万円
・消費税 約3万円
・実費 数千円
合計、約33万円が弁護士費用として差し引かれた
返金されたのは、26万円ほど
正直、もう少し戻ってくると思っていた
ただ、途中解約だったこともあり、
これが妥当なのだろうと受け止めている
(本来はもう少し費用がかかるとも言われた)
手元にはこの精算書が残っている
金額を見るたびに、この時の判断が正しかったのか考えてしまう
手続きは、まだ続いてる
積み立ても終わったわけではない
それでも、一区切りの終わりが見えてきた
積み立てが終わっても傷は残るのだが、20年越しの借金返済に見通しが立った
正直、ほっとしている
社会人として、ようやくスタート地点に立てる気がする
お金の悩みは一旦落ち着きそうだ
それでも悩みは尽きない
仕事は…
まだ、続いている