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貯金も底をついた状態で始まった長野生活
引越しでほぼ全財産を使い果たした。
それでもそんなに怖くなかった。
なぜなら「移住支援金60万円」があると思っていたから。
思っていた、というのがミソで・・・
長野に来てから知った、自分は支援金をもらえない側だと。
条件を満たしていなかった…
(支援金の話は別記事にて)
そして、引越す前からの心配ごともあった。
「地方って、家賃安くなくない??」
何も考えずに行動してしまった僕の反省をここでも一つお伝えします。
東京・足立区 vs 長野・大町市、リアルな家賃比較
東京にいたときは、都内でもかなり安いほうのエリアに住んでいた。
足立区の中でも安い場所で、家賃64,000円、ワンルームで18㎡。
ロフト付きの新築だったので、狭いなりに悪くない部屋だった。
駐車場を借りていた時は、別途11,000円
東京という場所で考えれば安い方だと思う。
長野に来てからどうなったか、
| 東京(足立区) | 長野(大町市) | |
|---|---|---|
| 広さ | 18㎡ | 42㎡ |
| 間取り | 1R(ロフト付き) | 1LDK |
| 築年数 | 新築 | 築20年 |
| 構造 | 木造 | 軽量鉄骨 |
| 家賃 | ¥64,000 | ¥70,000 |
| 駐車場 | ¥11,000 | ¥3,300 |
| 最寄り駅まで | 徒歩15分 | 徒歩15分 |
| 職場まで | 電車で1時間 | 車で1時間 |
家賃が上がった。
・・・田舎に越したのに
しかし、広さは倍以上になった。
東京ならこの値段でこの広さは借りられないので、ここはありがたい。
ただ、一人暮らしには正直持て余す。
1LDKを一人で使うのは贅沢ともいえるが、もっと安い部屋があるならそっちで十分だった、というのが本音
また、駅まで15分という数字は魅力にも思えるが、長野での生活において駅の近さはほぼ意味をなさない。
電車は本当に乗らない
移動は車です
電車は1時間に1本とかしか来ないし、雪が降れば止まります・・・
なぜ、安い部屋がなかったのか
大町市は単身者が移住してくるようなエリアではない。
僕のところも2名以上で住むような家
ファミリー層はマイホームを買うことが多いんじゃないかな
単身者向けの物件は限りなく少ない
これは地域の仕事にも繋がってくる話で、大町市は産業が発展していたり、大企業があるって場所ではない
わざわざ越してくるような、僕みたいな人間はいないのが現実。
物件が少ないから、一度入居したら長く住む人が多い
全く回転しない。
空きが出ない!
家を探していた2ヶ月間、ネットに出ている物件はほぼ固定されていた。
新しい物件が出てくることはほとんどなく、不動産屋に直接聞いても「今はこれだけです」という答えしか返ってこなかった。
本当に無いのだと思う。
なお、長野市や松本市など人口の多いエリアなら、単身者向けの物件も、もっと地方っぽい安い物件にも選択肢がある。
移住先を自由に選べる人(職場までの時間に余裕のある人)は、そのあたりも含めて検討したほうがいい。
物件を「買う」という選択肢
空き家を購入するという手もあった。
当然、借金がある僕にはその選択肢はなかったわけだが…
住む人がいなくなった空き家は今の日本にたくさんあって、長野の地も例外ではない。
ただし!
白馬エリアは観光地化・外国人移住者の増加もあって地価が急上昇している。
東京並みの金額でやり取りがされている
その余波が賃貸にも影響が出てるし、白馬の隣の大町市にも影響しているのは間違いないと思う
※ 駅前物件の新築マンション(45㎡で家賃12万円です)
(誰が借りるんだろう・・・)
それでも今の家に決めた経緯
今の部屋に落ち着くまでに、2件内覧の申し込みをしていた。
東京からわざわざ現地に行けないので、不動産屋の担当者に現地へ行ってもらい、Zoomで見せてもらうという方法で内見した
1件目:RC構造、ペット相談可
家賃は今と同じくらい。
築年数のわりに内装は悪くなく、ほぼ決める気でいた。
ただ、入居日が1ヶ月ほど先になりそうだったので、「家賃の発生もそれに合わせてほしい」とオーナーに交渉した。
断られた…
ネットで見ている限り2ヶ月以上申し込みが入っていなかった物件
(オーナーの気持ちはわかるけど、ずっと入ってなかったですやん……。)
このやり取りで、入居後にも何か問題があれば揉めそうな気がして、辞退した。
2件目:軽量鉄骨、築30年、ペット可、家賃安め
家賃の安さは魅力だった。
ただ、築30年の軽量鉄骨というのがずっと引っかかっていて、なかなか踏み切れずにいた。
それでも他に物件はない!
背に腹はかえられないと、腹をくくって申し込んだら ―――
「すでに別の方の申し込みが入っています」
(なんでやねん。)
こちらも長いこと入居者募集されていた物件で、重い腰をやっとあげた瞬間に梯子を外された。
2連敗。
覚悟を決めた(3件目:駅近、築年数20年)
家賃が高い、初期費用も高い。
それでも他に選択肢がない。
時間もないし、もうここしかなかった。
覚悟を決めた
まとめ:田舎に住んでも、固定費は下がらない(ことがある)
「地方は固定費が安い」は必ずしも正しくない。
少なくとも僕の場合、東京よりも高い家賃を払うことになった。
移住する人の多くは仕事ありきで、住む場所を探すと思う。
内定を承諾して住居を探すと、引くに引けない状況になる。
先に住環境を調べておくことが本当に大事だと、身をもって感じた。
単身者ほど、地方では選択肢が少ない。
移住先を選ぶときは、その地域の賃貸事情もちゃんと調べてから判断したほうがいい。
補助金を使った空き家購入という選択肢もある。
自分には縁がなかったが、準備できる人にはありだと思う。
ちなみに、なぜ数ある移住先候補の中から長野を選んだのか、その話はまた別の記事で。
物件情報を見ていると、4月に向けて物件が増えてきた
2月・3月で退去する人が増えるんだろう
選択肢は僕の時(秋)より増えてる
やっぱりタイミングって大事
それもこれも縁ってやつかな・・・