タクシーと言えば歩合給
固定給の会社もあると思うが、東京のタクシー会社の多くは歩合制じゃないかな
頑張った分がそのまま給料に反映されるのが嬉しいです
しかし、歩合は良い面だけでもない
ノルマもあるし
売上が悪ければ、その月の給料も残念なことになります
歩合の計算方法
会社によってけっこうな差があると思います
僕のいた会社はおよそ60%
その月の総運収によって60%前後になります
低いと50%台の後半
僕はこんなふうに計算してました
・1日の売上:60,000円
・出勤日数:12日
・総運収:720,000円
・額面給料:432,000円
ザックリですが、こんな感じです。
会社によっては歩合が70%のところもある
10%の差はノルマとか条件が変わってくると思います。
ドライバーとしては売上に対して歩合が高い方が魅力的に見えますよね!
残りの40%は何に?
歩合率の差は会社が負担してくれるポイントにも関わってくる
売上の60%が給料であれば、残りの40%は、
ガス代・高速代・車両維持費用・保険・配車システム・内勤さんの給料などに使われます
ガス代は会社負担
ジャパンタクシーはガソリンではなく、LPガスで走る
ガソリンより安価な燃料なので、距離を多く走るタクシーのための燃料です
しかし2つ言わせて欲しい…
・給油できるところが会社が提携してるスタンドのみ
給油できるスタンドが限られているので、帰りのルート・時間配分が大事になります
・LPガスはパワーが物足りない
高速代
会社によって負担の有無が分かれるポイント
僕のいた会社は負担してくれました
もちろん条件もある
営業エリア外から23区(営業エリア)に帰る場合は会社負担
例えば、お客さんが新宿から台場まで高速使って欲しい依頼の場合、
行きは首都高使うが、帰りにもし首都高を使うなら自己負担という感じです。
車両維持費用
車は基本的に2人で1台を共有する
ドライバーは1日おきの出勤になるので、車は自分が休みの日は別の人が使用します
ほぼ毎日、1日300㎞以上走る
消耗品もけっこう頻繁に変える必要がある
しかも事故も多い
物損、自損大小さまざま
その他
その他運営側のコストとして、保険や配車システムもあります。
これらの経費が残りの40%から賄われてます。
入社したばかりの頃はこの60%の歩合が良いのか悪いのか、
頑張った分が本当に報われる数字なのかがわかりませんでした。
しかし、経験を経て売上がそのまま給料になる感覚はモチベーションに繋がりました
売上がそのまま給料になる世界
僕はスプレッドシートでその日の売上を管理してました。
・一日の売上
・営業回数
・平均単価
これを1ヵ月の表にして、下部に
・総運収
・額面(総運収×60%)
・手取り(額面ー10万円)


金額はザックリ計算ですが、実際に近い数字にはなりました
手取りの(-10万円)は社会保険とか税金とか、額面の75〜80%がおおよその手取り額なので
ザックリ(-10万円)でわかりやすく計算
以前在籍していた営業職(人材系)の場合だと、月の売上が◯◯円で、その売上は会社のインセンティブルールの◯◯%に該当するので、それを給料に反映しますって感じ
タクシーの方は分かりやすい(計算もしやすい)ですし、頑張った分がその日に結果で見えるのはとてもありがたかったです。
表現は失礼になるが、お客さんをお金として見てるというドライバーもいたし
僕自身もそうやって仕事をしないとモチベーションを維持できないと感じてました
お客さんにメンタルを振り回されることも多いので、「この人は◯◯円の売上」と割り切って感情を一旦置いておく
良い悪いの話ではなく、ドライバーとしての処世術です。
ちなみに歩合制の面白さとして、僕のテンションが上がるシーンは、運転してると視界の左下にメーターの赤文字(金額)が目に入ります
この数字が上がっていくのがモチベーションでもあり、仕事中のワクワク感に繋がりました。
そういった割り切りも大事なんです。
この給料の仕組みは、僕がタクシードライバーという仕事を選んで良かったと唯一思える理由です。
しかし、タクシードライバー自体が僕に向いていたかは不明ですが・・・