タクシードライバーは営業スタイルにはかなり個性が出ます
・流しのみの人
・付け待ちのみで、客を降ろしたら回送にして付け待ちループする人
・アプリ配車に頼りきりの人
・ハイブリッド(いいとこ取りの人)
その他、都心が好きとか下町が好きなど
結局は自分が稼ぎたい金額と手法が合っているのが一番
僕はどれもやってました
強いて言えばエリアとして下町は苦手
経験上、年配客+距離短めが多かったんです。
とある土曜日に43回乗せて、総運収が67,000の日がありました。
足立区 ↔️ 葛飾区 ↔️ 江戸川区を行ったり来たり
この日がトラウマになりました・・・
下記で僕の営業スタイルを振り返ってみます。
流し営業のコツと本音
基本的には流しが一番多いです。
止まって待つよりもなるだけ走ってました。
しかし僕は流し営業が一番嫌いでした!
いつどこで客に出会えるかわからないから、常に心がスタンバイ状態です。
ビビりな僕は、次に乗せる客が嫌な客だったらどうしようと考えながら走っていました
流しは始めのうちはどの人がお客なのか分からないのですが、
慣れてくると「アレ、客だな」と遠目で分かってきます
コツとしては、交差点以外の場所で止まって車道を見てる人はほぼお客です
手を挙げていれば確定ですが、目が合わない時もある
その時は手前から減速し、目が合った時に止まれる余裕を持ちながら走ります
東京の車は車間距離近いし、スピードも早いので気をつけつつ、
後ろからクラクションを鳴らしてくるような車は全力で無視します!
横を通りすぎてダメなら縁がなかったと、「他のタクシーに任せた」と心の中で叫びます。
付け待ち営業とエリア選び
流しでお客がいない時は駅の乗り場に行きます。
僕の場合は、テンションの上がらない時も利用してました
短距離でもどんなお客でもいいので、とりあえず乗せて仕事モードに入れる
スイッチを入れるための一つのルーチンでした
特によく利用したのは、上野駅と東京駅(八重洲口)
他の駅は並び方のルールが分からず、ほぼ使ってませんでしたね。
上野駅
入谷・三ノ輪方面、吉原行きが多かったです。
降ろしたら浅草方面へ
浅草で上野駅や東京駅方面に行きたいお客を探します
たまにアプリで呼ばれ、力士を両国まで送ることもありました。
浅草は観光客が本当に多いんですが、お客として乗せたことはほとんどないです。
上野駅で乗せるお客って、僕の中で可も不可もなく害のないイメージ
行き先が似た場所なので、ナビを使わないで走れるようになったのもこの辺り
だから安心感があって、とりあえずの時は上野駅のタクシー乗り場に行くのかもしれないです。
東京駅(八重洲口)
人形町とか門前仲町方面が多かった印象です。
オークラや、ニューオータニへもよく行きました
八重洲口乗り場は並び方が面倒で、鍛冶橋の交差点を右左折でタクシープールに入るのはルール違反になります。
外堀通りから鍛冶橋交差点をストレートに進まなくちゃいけないんです
時間帯によっては交差点を越えたら行列ができています。
回転は早い方だと思いますが、わざわざ並んでワンメーターも全然あるので悩みどころ…
ちなみにバスターミナルがすぐ横なので、空港とかロング客は期待しない方がよいです。
行き先として東京駅を指定された場合も、指定がなければ八重洲口のタクシー降車場が多いと思います
新幹線乗り口も近いのでよく行くのですが、狭い!小さい!
常にお客を降ろすための順番待ちで大渋滞します。
降車場に入りたい時は外堀通りの左車線、
まっすぐ通り抜ける時はなるだけ右の車線にいるのが鉄則です。
東京駅の乗り場に向かう途中で、僕が一番狙っていたのは、左側にあるフォーシーズンズホテル
運がいいとコンシェルジュが車道に出てタクシーを呼んでることがあります
初めて呼ばれた時は訳もわからず車寄せに入りました。
正直、ホテルがここにあって、車寄せがここにあることすら知らなかったんですけど…
乗せた客は外国人旅行者
全く日本語が喋れなかったので、コンシェルジュが訳して行き先を伝えてくれ、
その時は羽田空港まで送りました。
結局コンシェルジュに呼ばれたのは1度だけでしたが、常にここのお客は狙っていました。
しかしホテル前での付け待ちは規制があるためNG
本当にたまたま運良く、流れに乗った中で呼ばれるしかないんです
ここでその日乗せられればきっと売上もよくなるはず・・・笑
東京駅に並びに行く時は、必ずチェックしながら走ってましたし、
コンシェルジュが立っている時は呼ばれなくてもドキドキしてました
アプリ配車
僕のいた会社では「GO」を使っていました。
基本的には1日中連続配車モードを利用します。
流しながらアプリで呼ばれるのを待つスタイルです
(※ 今このやり方ができるかわからないので、詳細は伏せますが、面倒な端末操作が必要)
やはり都心に近い方が鳴りやすいが、下町でも鳴る時は鳴る!
本当にタイミングなんだと思います
GOから通達される推奨エリアは新宿区・渋谷区・世田谷区
日中は僕も世田谷エリアはよくお世話になってました。
ちなみに深夜も場所を限定せずに使った方が良いです
飲み終わりのお客はもちろんですが、仕事終わりの送迎に呼ばれることもありました。
「こんなところで呼ばれる?!」って意外なところからロングが拾えたりします。
ヤル気のない時
どーしても客を乗せたくない時は回送にしてました。
回送にしておけばお客を乗せる義務は発生しません
しかし、回送でどのくらいの時間を走っていたのかは会社にバレます・・・
営業(空車)時間が短いと会社から注意されます。
ただ売上がちゃんと確保できていれば誰にも何も言われません。
僕は他の人の1.5〜2倍は休憩の時間を取ってたと思います笑
売上も最低限はこなしていたって感じですね。。
空車で走る時に気分的に乗せたくない時は、歩道側ではなく対向車側を走っていました
そして路肩は見ない(一応視界の端には見えているが、手を挙げているのを気付いていないフリをする)
こんなタクシードライバーでした笑
最終的に僕はアプリを常に利用しながら流すというのが定番スタイルとなりました。
ただ、メンタルの逃げ場所も大事です。
営業スタイルは売上を作るために大事なんですが、
心を落ち着ける場所・方法を見つけるのもタクシードライバーを長く続けるために大事だと思います。
僕は1年持ちませんでしたので。